AI実務検証室 #5
PHPの重大な脆弱性、うちは関係ある?
架空の持ち物12件をAIに5回判定させ、答えだけでなく、何を根拠に判断したかまで確かめました。持ち物を書き出す雛形と、実験の入力・出力・訂正の記録を配布します。
Files
同梱しているファイル
テキスト・JSON・Pythonのファイル25点です。実験時の記録と、訂正済みの配布用事実シートを分けて収録しています。
01_使い方.md
素材の説明、確かめ方、自分の会社で試すときの手順と限界
02_持ち物の一覧_雛形.md
使っているサービスやシステムと、どこで確かめた版かを書き出す表
03_事実シート_配布版.md
公式情報をまとめ、実験で使った版の誤りを訂正した事実シート(2026年10月23日時点)
04_実験一式/入力/
架空の持ち物12件、実験時の事実シート、共通の依頼文と3条件の追記
04_実験一式/正解キー/
判定前に作った正解キーと、結果を見たあとに行ったNo 3の訂正
04_実験一式/結果/
AIの判定5回分、当初と訂正後の採点、評価のまとめ
04_実験一式/計測/
採点プログラム、実行記録、実際に送った依頼文と判定前のハッシュ
05_検証のまとめ.md
分かったこと、人の判断に残ったこと、この実験から言えないこと
Result
今回の結果
架空の12件を、5つのモデル・条件の組み合わせで各1回判定した結果です。
- 事実シートあり/Web検索あり
- Aの2回とCの1回は、訂正後の正解と12件すべて一致。当初の正解では、いずれも11件でした。
- AIの知識だけ
- Bの2回は、訂正後の正解と10件・9件一致。修正前と分かっている公開サイトの1件が、優先する上位3件から抜けました。
- 正解キーにも誤りがあった
- 5回すべてがNo 3を「要確認」と判定。確認したPHPの版がWeb側の版とは限らないため、正解キーを結果の確認後に訂正しました。
Notes
前提と限界
- ・2026年10月23日に、架空の会社の持ち物12件を判定した実験です。実在する会社のシステムや、攻撃・防御の実機試験ではありません。
- ・Claudeの2種類のモデルを用い、各モデル・条件につき1回だけ実行しています。他社モデルや、同じ条件を繰り返した場合の再現性は検証していません。
- ・正解キーは結果を見たあとに1件訂正しています。No 6・No 12は複数の判定を正解として受け入れています。AIの一般的な正確性を示す点数ではありません。
- ・正解キー・事実シート・判定役はいずれもClaudeで、同じ見落としを共有する可能性があります。AIの判定ファイルと実験時の入力は、誤りを含め当時の記録として残しています。最新の事実を確認する際は、訂正済みの配布版と一次情報をご覧ください。
- ・悪用の試みが観測されたという報告と、侵入が成功したという確認は別です。脆弱性への対応は、PHP公式・JPCERT/CC・IPAおよび利用製品の提供元の最新情報を確認してください。
- ・自社の一覧をAIに渡す場合は、社内の情報の取り扱い規定と利用サービスの規約を先に確認してください。秘密情報や未公開の構成情報をコメント欄に書かないでください。
最新情報の確認先
第1話の配布素材では、AIに照合を依頼する型を紹介しています。ご質問はお問い合わせからどうぞ。
